彼氏の机〜遠距離恋愛してます 第5話
「そ、そんなこと言ってないから……勘違いしないで」
いぶきは、恥ずかしさと罪悪感が耐えられなくなって、脚を閉じた。
「よく言うぜ、メスの香りがムンムン漂ってるし、期待汁、タレ流して発情してるんだろ。いぶき、スゲー可愛いよーー入れて欲しいんだろ? オレの巨根……」
「そ、そんなことないから」
そんなことあるわけがないーー
遼太をまた裏切るなんてあり得ない。
「いぶきも性器を見せてくれたんだから、オレのも見せないと不公平だよな……ホラ……見てくれよ」
そう言うと、横川くんはズボンをおろし、黒いビキニタイプの下着もずり下げた。
はち切れそうなぺニスが、そそり立ったーー
「わっ! お、おっきい……」
凄く大きい。やっぱり横川くんのアソコは大きい。久しぶり見ると、記憶にあるより大きく見えた。
それ自身が生きてるようにドクドク波打っている。先ッぽの亀頭が少し液体で濡れてテカテカしている。
その亀頭も、ぺニスも、遼太より2倍は大きかった。全然違ったーー
わたしは正直、ドキドキした。
横川くんの大きいのが、また私の中に……こんな大きいのが……
「もうガチガチだよ……いぶき……オレのガマン汁出てるデカチン、なにガン見してるんだよ」
「み、みてないから」
私は急いで瞳を反らした。
「期待に応えられなくてごめん、オレ、稲垣メルと交際する予定だからムリ、入れるの、無理なんだ」
横川くんはそう呆気なく言った。
この言葉ほ想定外だった。
横川くんは私とエッチしたいんじゃないだーー安心したはずの私の心が、なぜだかザワザワした。
「本当に稲垣さんと交際するの……」
「本当はいぶきが好きなんだ……でもいぶきは、遼太が好きなんだろ? それじゃ稲垣メルと交際しても、文句言えないだろ」
「うん……稲垣さんと交際するんだ」
あのフェニックスのチアガールのリーダーで大人気の稲垣さんと、地味な一般人の私とじゃ、まったく勝負にならないだろう。
比較するのも、悲しくなる。
「チンポ入れたら浮気になるから、いぶきも浮気はイヤだろ? だったら、指でイカせてやるよ」
横川くんはそう優しい声で、とっても上品じゃないことを言った。
「稲垣さんと…デートなんでしょ?」
「もう少し、いぶきと、思い出の教室にいたくてさ、ほらほら、脚を大きく開けよーー遼太にハメ録り動画、見せらたくないんだろ?」
横川くんはそう言った。
そうだーーこれは脅迫なんだ。
遼太に嫌われたくないからなんだ。
大好きな遼太と、これからも、交際するためなんだ。
私はそうあらためて、遼太のために、
遼太が相合傘の落書きを掘った、思い出の机でーー脚を開いた。
脚を開いて、横川くんのそそり立っている逞しいモノを見つめた。
