キャンプに帰ってくると、なにやらクララが怒っていた。
ここが序盤のヤマ場のようだな。
作戦の目的は、クイト湾から外洋に出る海峡を封鎖している国防軍の艦船を排除して、サントアリオ島から脱出すること。
クララは「軍艦を沈めに行く」というが、魚雷でもぶち込まない限り、それは不可能に近いぞ。俺たちにできることと言えば、せいぜい艦の上部構造物の一部を破壊する程度だろう。
それにしても、かなり無謀な作戦には違いないので、ファンがヘリコプターに乗って航空支援をしてくれるという。でも、それにあたっては、ヴェンセホ運河の近くにある対空砲が邪魔なんだよな。あいつを潰しとかないと、ヘリなんぞ一発で撃墜されるわ。
てことで、まず対空砲を潰しにいく。
途中で民間人(ゲリラ?)を救出していたら、乗ってた馬がどっか行っちまった。なんなんだ。戻って出直し。
どうも、こういうのは放っておけない。
対空砲を破壊して、ついでに浜辺に落下していた国防軍の補給物資も横取りして、と。
灯台のてっぺんから攻略対象を望む。
ん? 軍艦……じゃないぞ。大砲なんぞ搭載していないし。普通の民間船に機銃を取り付けた程度の、よく言ってせいぜい武装商船だろ、これは。
そもそも、島からの脱出を妨害されなきゃいいわけだから、船そのものが健在でも乗務員(兵員)を排除してしまえばOKなんだよな。
それならそれで、話は早い。やろう。
もう一隻の船へ。
さて、任務完了。脱出だ。
フリオ……😭「船を徹底的に破壊する」って息巻いていたけど、脱出前に敵に捕まったらしい。かなりデキる男だったようなのに残念だ。リタにも申し訳ない。
ともかく、クララが船を提供してくれた。が、こんなんでフロリダに渡れるかどうか不安。
それに……義理は果たしたとはいえ、革命に片足突っ込んじまったからなぁ。このままアメリカに渡って、ヤーラのこと忘れて平然と暮らしていけるか、というと……疑問だ。
命を落としちまったアレホやリタやフリオのためにも、ここは止まって戦いの行く末を見届けるべきじゃないのか。
それに……リベルタードの本拠で、こんなのを見つけちまった。
ちくちょう……最後は涙でよく読めない。もう、こんなの、残るしかないだろ。
革命を成すか、俺がくたばるかのどっちかだ。
そういうわけで、リベルタードとともに圧政と戦い、ヤーラを解放することにした。




コメント